低価格の液タブ「Wacom One」を購入!
ふだんお絵描きはiPad ProとApple Pencilでやっているのですが、色塗りはPCのほうが楽だったりするものでWacomの安いペンタブを使っていたのですけど、液タブでお求めやすい価格の製品が発売されたので購入してみました。
購入したのはこれ。Wacomの液晶ペンタブレット「Wacom One」です。
液タブというとこれまでは高い製品が多かった印象なのですが最近になって海外製品で比較的安いものが続々と発売された影響なのか、Wacomも低価格な売れ筋商品を出してきた感じですね。
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- 発売日: 2020/01/16
- メディア: Personal Computers
開封する
同梱物は比較的シンプルで、Wacom One専用ケーブル(HDMI、USB、充電がケーブルとしてまとめてあるもの) とその他いくつかの付属品くらいでした。同梱物やパッケージのコストを抑えて低価格化してるんですかね。でもそこはWacom製品といいますか質感はいいです。
液タブ本体は13インチで横長画面です。ペンは本体上面で止められています。
接続する
Windows PCに接続してみました。先にペンタブを使っていたせいかワコムのドライバをインストールした後に設定をリセットしないとペンの位置がずれまくっていました。
液晶モニタは横長なのでペイントソフトが扱いやすいです。iPadでペイントアプリを使うより描きやすいかも。画面上にいろいろとツールを配置するので、画面は横長のほうがいいです。
液晶表面はサラサラで映り込みもなく、別途フィルムの購入する必要はないかなと思いました。 ペンの反応、追従性もいいですね。
最近はキャラ作画の練習本を読みつつお絵描きの練習をしていますが、この液タブなら練習が捗りそう!(異種族レビュアーズ風にいうと7点!)
ただ、残念ながらiPad Pro+Apple Pencilほど視差は優れているという感じではありませんでした。というかiPad Proの視差全くないんですけど!ほとんど紙に書いている感じです。あれはすごい...。
液タブのいいところ
iPadのようなタブレット端末と比べて、ペンタブ・液タブが使いやすい点といえばアイコンの上にペンをホバーさせるとツールチップが表示されるところでしょうか。
CLIP STUDIO PAINTのように沢山のツールアイコンが並んでいるようなソフトウェアの場合、タブレット端末だとそれが何のツールなのかアイコンでは判別できないこともあるのでツールチップが表示されるのはけっこう嬉しいです。(とにかく使ってみて憶える!という手もありますが)
それと、タブレット端末と違って指で触ってもモニタが反応しないのでペンタッチ以外では誤操作しないのもいいですね。iPadで絵を描くのに慣れてくると指でグリグリ回転させるので違和感はありますが、誤操作するよりはいいです。iPadだとよく小指でレイヤーパレットを誤タッチしちゃうんですよ。(あれはけっこう焦る。焦って被害を拡大する...)
ご参考。タブレット端末で誤タッチが気になる場合は二本指グローブをつけると便利です。
指でグリグリ動かせなくても、ナビゲーターパレットでキャンバスは動かせるのであまり気にならないです。
iPad Pro + Apple Pencilはとても描き心地がよいのですけど、機材を揃えるのには少々お高いので、PCをお持ちであれば海外製液タブを買うという選択肢もありだと思います。液タブはサブディスプレイとしても使えるので使い勝手がいいですね。
以上、液タブWacom Oneのレビュー記事でした!