先日、Apple Storeで注文したMacBook Air(Apple M1)が届いたので初日はアプリケーションのインストール・起動など試してみました。
Amazonではメモリ8GBモデルしか販売していないのでApple Storeで16GBに増設したモデルを購入し使用しています。

最新 Apple MacBook Air Apple M1 Chip (13インチPro, 8GB RAM, 256GB SSD) - スペースグレイ
- 発売日: 2020/11/17
- メディア: Personal Computers
仮想環境を除いたWeb系開発環境は動作しているようですが、クリエイティブ系はどうなのかと調べてみたところ、Wacomのペンタブ(液タブ、板タブ)がまだApple M1モデルに対応していないようです。(XP-Penなど他メーカーのドライバ対応状況は見つかりませんでした)
ではApple M1搭載Macだと現状お絵描きができないのかというと、そうでもなく、Sidecarを使用する方法があります。
今回は先日購入したiPad Airの第4世代モデルと接続してみました。
Macのシステム環境設定からSidecarをクリックして設定する方法はCatalinaもBig Surも変わりありません。
CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)をiPad側で使いたい場合はメイン画面をiPadにしておく必要があります。(画面設定のバーの部分をiPad側に移動します。)
こんな感じでSidecarを利用してiPad側でお絵描きができます。Apple Pencil2を使って実際に曲線を引いてみると遅延などは感じませんでした。普通に液タブとして使えますね。
Wacomのドライバが対応するまではiPadとSidecarを使っておくのもいいかもしれません。iPad版CLIP STUDIO PAINTをサブスクリプション契約しているとあんまり意味ないですが...。(;´Д`)
ちなみにCLIP STUDIO PAINTはApple M1に対応したバージョンがリリースされており、実際にインストールした際にRosettaをインストールするかの確認表示は行われませんでした。アプリの情報を見ると「Universal」と表示されています。
WacomドライバがApple M1に対応したらお絵描き関連も処理性能向上の恩恵を受けるのかなと考えています。
もしかしてApple M1モデルと液タブWacom Oneは、コンパクトかつコスパ抜群の組み合わせなのでは...。特にMac miniだとWacom Oneとあとは安価なUSBキーボートとUSBマウスがあればいいですよね。Wacom Oneがメインモニタ代わりになりますし。

【Amazon.co.jp限定】 ワコム 13.3インチ 液晶ペンタブレット 液タブ Wacom One 13 アマゾンオリジナルデータ特典付き DTC133W1D
- 発売日: 2020/01/16
- メディア: Personal Computers
今回の記事ではWacomの板タブ Intuos mediumに付属していたCLIP STUDIO PAINT Pro版のライセンスを使用しました。