M1 Macで仮想通貨のマイニングは可能なのか?
Apple M1 MacBook Airで仮想通貨のマイニングができるのか試してみました。
CPUマイニングといえば仮想通貨のMonero(XMR)を思い出したので、MinerGateをダウンロードしてWindows・Macの両方でCPUマイニングを実行してみました。
MinerGateはこちらからダウンロードしました。
https://minergate.com/downloads
Windows PCでCPUマイニング
マイニング結果の比較確認用にデスクトップPCでもマイニングを実行し、ハッシュレートと消費電力を計測してみました。
MinerGateの実行にはゲーミングPCを使用しています。
CPUに Intel Core i5-8600K 3.6GHz を使用して、
ハッシュレート: 932 H/s(2コア使用)
消費電力: 25〜30Wほど増加
という結果でした。さすがにGPUと比べるとかなり劣ります。CPUだとコストパフォーマンス(ワットパフォーマンス)が悪すぎてやらないほうがいいですね。NiceHashにおまかせしたほうがよさそうです。
消費電力の計測にはAmazonで一番安かった「節電 エコチェッカー ET30D」を使用しました。
Apple M1 MacBook AirでCPUマイニング
次に2020年末に発売された MacBook Air(Apple Silicon)でMinerGateを試しました。
スコア的にはノート型のわりに意外に検討していました。
778〜787 H/s(8コア中の7コアを使用)
しかし、マイニングはやはり負荷が高いのか熱が発生していました。M1 MacBook Airが熱をもったのは初めてですね...。
負荷を下げようと使用コアを減らすとなぜかスコアが上がりました。
791〜796 H/s(4コア使用時)
600H/s(2コア使用時)
MacBook Airはファンレスモデルのために、ひょっとしたら熱が発生するとCPUパワーを下げるのかもしれないですね。8コア中7コア使うより半分くらいのコア数にしておいたほうがよさそうです。
M1 MacBook Airの消費電力的にはレビューサイトを見ると、Final Cut Pro Xで書き出し時でも12W程度らしいのでIntel CPUを搭載したデスクトップPCでマイニングするよりコスパは良さそうです。なにか作業をしながらでもマイニングができるかも。実際、MinerGateを実行しつつ、この記事を書いています。カクツキも発生しないでですね。これはすごい。👍
高い解像度のディスプレイを搭載しているのにも関わらず、アイドル時の消費電力が4Wと非常に低いです。また、Final Cut Pro Xで書き出ししているときでも12Wと低めです。驚くべき省電力&ワットパフォーマンスだと思います。
以上、M1 MacBook AirはCPUマイニングでも優秀でした。 これ、CPUマイニングのワットパフォーマンス的にはダントツなのでは...。
MinerGateでマイニングしつつ、ブログの記事作成や画像加工が余裕でした。👍

最新 Apple MacBook Air Apple M1 Chip (13インチPro, 8GB RAM, 512GB SSD) - スペースグレイ
- 発売日: 2020/11/17
- メディア: Personal Computers