Steamで購入したゲーム「fault - StP - LIGHTKRAVTE」を年末年始休み中にクリアしました。
本作は「fault milestone」シリーズの番外編的作品でfault milestone oneよりも過去の作品になっています。登場する人物はシリーズ作でおなじみのキャラも含まれます。
ゲーム概要
全世界累計販売50万本以上の「fault」シリーズ最新作!ファンタジー×SFが融合したその先 にある世界――ルゼンハイド国。そこで暮らす平凡で凡庸な究極の一般市民の少年カージの物語。
あらすじ
絶対に届かない世界 叶えられない想いがある 人々の生活を豊かにする技術――マナクラフトが発達した王国「ルゼンハイド」。 そこで暮らす平凡で凡庸などこまでも究極的に『普通』な果樹園の息子カージは、絵描きになろうと日々研鑽を続けていた。 日々、周囲の才能と個性をつきつけられ自信を喪失しつつも、日常は平和極まりないものだった。 しかしある時、彼は衝撃的な宣告をされる――
クリア所感
筆者は本作のファンであるため、外伝的作品である本作にも飛びつきました。シリーズ初の男性主人公であることはプレイ前は気にしていなかったのですが、プレイ中おそらくかなりの方がこの主人公を見放しそうになったのではないでしょうか。そのくらい情けない主人公です。Steamの他プレイヤーの実績割合を見てもクリア実績は50%ほどでした。やはり結構な人数の方が途中でやめてしまったみたいですね。正直中盤あたりまでは過去作ファンでないと読み続けるのはしんどいのでは、と思います。そのくらい中盤過ぎまで主人公視点のつまらない展開が続きました。
しかしゲームを終わってみると「この番外編の主人公はこの人物でないと」と思うようになりました。非常にストーリーがよく練られているというか、最後の10分ほどの急展開で過去作に負けないほどの良作と思えるようになりました。なるほど、この急展開のための仕込みだったわけですね。
クリア時間は7時間でした。(じっくりとストーリーや辞典は読み込みました)