Geforce RTX 3070のマイニング用設定
ビットコイン価格の高騰で久々にマイニングを再開したわけですが、数年前と比べてNiceHash使用時のグラフィックスカードの設定(主にMSI Afterburner)が違い、いろいろと試しているところです。
以前はGeforce GTX1070を使用していたんですが、RTX3070に変えるとマイニング性能も段違いのようで、Afterburnerの設定次第では DaggerHashimoto でハッシュレートが2倍近く違うようです。
試しに以下の設定で実行するとハッシュレートは50 MHzでした。
Power Limit | Core Clock | Memory Clock |
---|---|---|
60(%) | -502(MHz) | +-0(MHz) |
次にネットで報告のある設定に近づけてみるとハッシュレートは10%近く向上しました。
Power Limit | Core Clock | Memory Clock |
---|---|---|
60(%) | -502(MHz) | +850(MHz) |
この設定でビットコイン相場が500万円だとして、一日のマイニング収益は460~580 JPYとNiceHashのダッシュボード画面で表示されていました。(電気代考慮せず) NiceHashはリアルタイムで最適なアルゴリズムを選択するので、画面に表示される収益がけっこう変動しますね。
このビットコイン相場が続くようなら半日程度のマイニングでも半年かからずにグラフィックスカード代くらいは回収できそうです。
ネットで見つけた設定報告では以下の設定でハッシュレートは60MHzが出るようです。
Power Limit | Core Clock | Memory Clock |
---|---|---|
60(%) | -500(MHz) | +1000(MHz) |
故障が恐いので、あんまりMemory Clockを上げたくないですね。常時稼働するので、マイニング運用時は+500~600MHzにしておこうと思います。
RTX3080以上のグレードだとさらにハッシュレートが上ですが、RTX3070でもなかなかコスパがいいですね。
Geforce RTX3060の動向
ゲーマーの手に届くようにNVIDIAによって仮想通貨のマイニング対策が施された新製品 Geforce RTX3060 カードですが、海外で制限解除を行う人達が出てきたという噂です。
しかし発売当初から Octopas はマイニング性能が落ちてないらしいですね。
FullHDでレイトレを使う分には良さそうなカードではありますが、これを使うくらいなら負荷の軽いゲームではGeforce 1660を使い、レイトレが必要なゲームではGeforce Nowサービスを契約すればよいので価格的にも5万を超えるRTX3060はちょっと微妙という印象です。VRAMが多いから(12GB積んでる...)、4万円切ってきたら飛ぶように売れると思います。