数年ぶりにPCの空き時間でマイニングを実行
しばらく仮想通貨のマイニングはやっていなかったのですが、ビットコインを始めとした仮想通貨の急騰により、マイニングの採算がとれるようになったため、PCの空き時間でマイニングを行い始めました。
数年前はMonacoinなど他の仮想通貨のマイニングもやっていたことがあるのですが、今は面倒なのでNiceHashにお任せです。導入も簡単、最適なアルゴリズムと採算性を自動的に選択してマイニングしてくれます。(先にベンチマークを実行しておく必要あり)
NiceHashの公式サイトは英語ですが、セットアップは簡単です。導入用の動画もありました。
そのままNiceHashでマイニングするとビデオカードの負荷が高すぎるのでMSI Afterburnerで調整します。
Power Limit 60%、Core Clock -500MHzにして、本当はMemoly Clockもオーバークロックしたほうが効率がいいんですがここは下手すると故障の原因になるので抑えておきます。(黒字になれば十分です)
じつはマイニングの方がゲームをやるより消費電力が低かった
ゲーミングPCの消費電力を「節電 エコチェッカー ET30D」で調べてみると、FINAL FANTASY XIVのプレイ時に280Wを超えていました。(;´Д`)
対してNiceHashによるマイニングですが、消費電力は160Wほどでした。(Power Limit 60%に抑えてます)
ゲームをやってる時のほうがはるかに消費電力が高いのなら、それより少ない負荷で空き時間に仮想通貨をマイニングしてもいいんじゃないかと思うようになりました。少なくとも故障発生の可能性は低そう。
使用するグラフィックスカードによっては採算が取れないので要注意です。特に新発売のGeforce RTX3060はゲーマーの手に届くようにするため、マイニング性能を半分に抑えていると発表されています。
Geforce RTX3060はレイトレが使えるFullHDゲーム専用機といってもいいですね。FPSゲーム用途なら良さそう。(しかし初回販売分は軒並み5万円超)
ゲーミングPCの構成
マイニングはゲーミングPCの空き時間で行います。構成は以下に。
- CPU: Intel(R) Core(TM) i5-8600K CPU @ 3.60GHz
- MEMORY: DDR4 16GB
- GPU: NVIDIA GeForce RTX 3070(VRAM 8GB)
主にSteamのPCゲームとFF14をプレイしています。
最近まで在庫があったGeforce RTX3070も今はマイニング需要で秋葉原の店頭から消えたそうです。PS5は今だに品薄で抽選販売ですし、昨年に続きゲーマーには辛い年になりそうです。
ZOTAC GAMING GeForce RTX 3070 Twin Edge OC グラフィックスボード ZT-A30700H-10P VD7416
- 発売日: 2020/10/29
- メディア: Personal Computers
数年前のマイニング特需よりとんでもないことになってますね。
PCマイニングの危険性
マイニングはリグを組むと冬場でも部屋が温かいくらいなんでしょうけど、あれって粗悪品のライザーケーブルを使用すると燃えるので怖いんですよね。なので今回はゲーミングPCだけでマイニングを行うことにします。
夏場は地獄になる気がします...。(;´Д`)
それといくらPower Limitを抑えてゲームをプレイするよりマイニングの消費電力は低いとはいえ、常時稼働になるわけで、当然電源への負荷は増えることになります。
昨年末、ゲームとマイニングに使ってきたメインPCの電源が故障しました。10年くらいは保ちましたけど、マイニングに使っていなければもう少し長く使えたと思います。