後発サービスのApple TV+に最初は期待していなかった
動画や楽曲のサブスクリプションサービスが数多く始まっていますが、正直Amazon Prime ビデオとNetFlixで十分だろうと思っていました。
Amazon Prime ビデオにはゲームオブスローンズがありますし、NetFlixにはオリジナル作品が数多くある中で、後発サービスにどれだけ優れた作品が出てくるのか期待している人もそう多くはないように思います。
私もNetFlixは一時期契約していまして、Amazon Prime ビデオは今も継続契約中です。が、動画を見るのもけっこう疲れるもので最近は見ない月もありました。
そんな中でApple TV+を見ることにしたのは、Apple製品を購入すると1年分の無料視聴サービスがついてきたからです。
「SEE 暗闇の世界」に注目する
Apple TV+のサービス開始はApple製品を扱うニュースで情報を得ていたので知ってはいたのですが、せっかく無料サービスに加入していながら視聴はしていませんでした。もう十分すぎるほど作品を見ましたから。ちょっと疲れ気味だったかもしれません。
契約しているAmazon Prime ビデオすら視聴しなくなり、ゲームオブスローンズほどの大作かつ面白い作品が見当たらない中で、目を引いたのはApple TV+オリジナル作品の「SEE 暗闇の世界」でした。
Appleは本日、カリフォルニア州ロサンゼルスのリージェンシー·ヴィレッジ·シアターにおいて、新作番組「SEE~暗闇の世界~」を初披露しました。脚本·制作スティーヴン·ナイト、監督フランシス·ローレンスで贈る「SEE~暗闇の世界~」は、恐ろしいウイルスが人類を絶滅寸前まで追い込んだ後の遠い未来の物語です。生き延びた者たちは視力を失って登場します。
まず、作品の世界観に惹かれました。そして動画の再生が始まると序盤から戦闘シーンが繰り広げられ、しかも両陣営とも目が見えない中での戦闘なのでかなり変わった戦闘・移動方法が繰り広げられます。いや、戦術自体はオーソドックスなのですが、対人戦闘、移動方法が音頼りなんですよね。これはなかなか風変わりで面白い作品だと思いました。(すいません、ネタバレは嫌なので詳しくは書かないです)
Apple TV+の作品を見ますとオリジナル色が強く、しかし落ち着いた感じの作品が多いイメージです。大人向けといいますか、年齢高めの層も狙っていそうです。後発だけにオリジナル作品は少なく、扱うコンテンツもレンタル・販売のものが多いですが、このレベルのオリジナル作品が続けて公開されるようならサブスクリプションサービスの契約を無料期間終了後も継続を続けてよいかなと思います。
Apple製品・サービスの幅広さ
それにしても動画・音楽・ラジオ・読書・プログラミング・その他エンタメ系サービスに関してMac・iOSは本当に充実してますね。それぞれのサービスをシームレスに利用できるといいますか、非常に使いやすいです。Windows・Androidを仕事でも触ってきただけに、Appleのこの製品・サービスの幅広さに脱帽しています。