2023年7月ラスベガスで開催されたFF14のファンフェスで次の拡張パッケージの発表が行われた。タイトルは「黄金の遺産(レガシー)」。「暁月のフィナーレ」をクリア済のヒカセンなら憶えているであろう、エメトセルクのセリフに出ていた場所が次の冒険の舞台となる。
発売予定は2024年夏、ダウンロード版のみの販売となる。
グラフィクスアップデートに注目が集まる
ファンフェスでは「黄金の遺産」の追加コンテンツとともに、システム関連のアップデートも発表された。中でも注目を集めたのはグラフィクスアップデートの説明である。特にイルメグに咲く花々の対比はすごいものであった。あれはスクショ映えするであろう。これまでのFF14では物体を拡大するとどうしても表示が荒くなってしまったのだが、そのあたりが見事に改善されている。(しかしながら「ブドウ」のポリゴン数まではなんともならないらしい、やや吉田氏が自虐気味に発言していた)
動作環境の変更
グラフィクスの向上に合わせ動作環境の変更も発表された。
以下、吉田直樹氏の発言を引用する。
吉田:「ただですね、グラフィクスアップデートをすると、どうしてもそれと同時にお伝えしなければならないことがあります。
動作環境かわります。大丈夫です。少しです。こうなります」
吉田:「左側が必須動作環境、最低でもこれ揃えてください、です。
我々としては右側をオススメしたいなという感じです。
Mac版はすいません、まだ検証途中なので固まったらまたお知らせさせていただきます」
また、気になるPS4版のサポートについても言及があった。
吉田:「PlayStation4版はそのまま継続サポートさせていただきますので、心配はしなくて大丈夫です。ただし、XVIも出たんだし、そろそろいいんじゃないかな。PS5買いましょうよ(笑)」
PS4版は少なくともパッチ7.x時代の間は問題ないようだ。ただ、グラフィクスアップデートの恩恵を受けられるかはわからない。
必須動作環境になってきた方はPCの買い替えかPS5版への移行、または基調講演の終盤で発表されたXbox Series XorS版への移行を考えておくとよいかもしれない。
Xbox Series XorSのオープンベータテストは2024年春パッチ6.5xを予定しているそうだ。
ちなみに筆者はFFXIVを4Kでプレイしたいことと、FFXVIを発売日にプレイしたいということもあって、既にPS5版に移行してプレイ中である。パッチ7.xのグラフィクスアップデートの恩恵も十分に受けられるであろうと期待している。(PS5版FFXVIのノンストップ召喚獣バトル凄かったし)
FFXIV新生エオルゼアがサービス開始した頃のPC環境も必須環境未満になってきたようだ。「SandyBridgeに死角なし」と威勢のよかった記事もあったが今となっては懐かしい。
筆者も昨年、ゲーミングPCを買い替えた。