FF7リメイクがフリープレイ対象に
今月のPS Plusの目玉はなんといっても「ファイナルファンタジー7 リメイク」です。3月のフリープレイ対象作品として発表があった際にはTwitterのトレンドにも入っていてゲーマーの注目を集めていました。
私もPS Plusに加入しているので早速ダウンロードしました。
FF7リメイクのフリープレイ化には賛否両論あり
発売から1年を経たずにフリープレイ化ということには賛否両論あるようですが、Twitterで見つけた「クリエイターに対価を払うべき」という意見はちょっと違うなと思いました。PS Plusは有償サービスで、ソフトウェアを提供した各社にもお金は入っているでしょう。
元々私はPCゲームプレイヤーで発売から数ヶ月でセールされているゲームを山程見ていますから、それと比べると特にひどい対応にも思えません。(海外のAAA級タイトルが発売後数ヶ月であっさりセール価格になっているところを見ると、発売日に買う意味が薄れてきました...)
それとスクエニは商売上手です。PS Plus フリープレイ版はPS5 FF7 リメイク アップグレード版には対応していないそうですね。(完全版商法にも賛否両論ありますが。いやこちらは否定的な意見ばかりでした)
日本はゲーム市場にお金を落としている
それと、前述の「クリエイターに対価を払うべき」の件ですが、日本での中国産スマートフォンゲームの売上額は世界でも上位に位置しているという記事を見つけました。
アメリカが最も高く,全体の4分の1を超える27.55%がアメリカでの売り上げとなる。しかし,アメリカの40%ほどの人口しかいない日本が,アメリカと肩を並べそうな23.91%の売り上げを叩き出してこれに続いている(海外売り上げの数字から計算してみると,2020年1年間で日本のゲーマーが中国製ゲームに落とした金額は,約3801.7億円だ)。日本とアメリカだけで中国製ゲームの海外売り上げの半分を占めているわけだ。
日本でゲームが売れないというよりは、いわゆる「ガチャ」やサブスクリプションサービスなどに売上がシフトしていってるのでしょう。
先日もAppleのゲームサブスクリプションサービス Apple Arcade 向けにファイナルファンタジーの生みの親坂口博信氏が率いるミストウォーカーの新作ゲーム「ファンタジアン」の新情報が発表されていますし。注目作もこのようなリリース方式に変わっていくわけです。
販売方法の変化
昔のいわゆる「売り切り」型から、ユーザーは使った分だけお金を払う方向に変わっているのだと思います。私は従来の売り切り型もサブスクもガチャも利用しますけど。
売上的に見ると売り切りより、ガチャやサブスクの方が利益が大きいこともあるので、日本は早めにそちらにシフトしたのかもしれません。
なので、自分が売り切り型が好みだからといって他のサービス形態で提供される作品を利用する人を見て「クリエイターに対価を払うべき」という意見は勘違いだと思うわけです。PS Plus フリープレイの利用者の皆さんだってちゃんとクリエイターに対価を支払ってると思います。ただ、発売日にフルプライスで購入する気はないってことです。
私もオンラインゲームでない限り、新作を発売日にフルプライスで買うってことは今はもうあんまりないですね。(特にUBISoftは発売日に買うとバグが多いし...)