TGS2021 ファミ通提供の対談番組を視聴しました。
対談内容はミストウォーカーのRPG作品「ファンタジアン」とスクエニの「FF14/FF16」について坂口博信氏、吉田直樹氏がそれぞれの作品について質疑応答を交えつつ語り合う内容になっていました。
ファンタジアンについて
iOS(Apple Arcade)向けに配信されている「ファンタジアン」はジオラマについての話が印象的でした。
3Dデータではなく物理的に制作しているので時間の経過とともに溶けることがあるんですね。ジオラマ職人が想定外のものを作ってきてシナリオをそれに合わせるという変則的な制作秘話も語られていました。
坂口氏的には引退を考えて制作されたゲームですが、この後もいろいろなところから新作の引き合いがあるそうです。そのうち新作の発表があるかもしれませんね。
思えばファンタジアンはApple Arcadeでの発表からリリースまで結構早かった気がします。ミストウォーカーはだいたい数年のうちにリリースまでこぎつけますね。(スクエニの発表と発売サイクルを見ていると、10年かかるものも珍しくないので)
なお、ファンタジアンはiPadでもプレイ可能で、私はiPad Proでプレイしています。最初はiPhone 12 mini でプレイしていたのですが、ジオラマをじっくり見たかったのでiPad Proにインストールし直しました。(セーブデータはiCloud同期のようで持ち越せました)
FF14について
対談前に坂口博信氏はFF14を開始され、FFTで著名な松野氏のスパルタ指導の元、新生編をプレイされているそうです。ご本人がツイートされていました。
ヒーラーまっつーに助けられつつ、最初のダンジョン2つをクリア。#FFXIV pic.twitter.com/KhF2gC3jAI
— 坂口博信 (@auuo) September 29, 2021
興が乗ったのかFF14またはFF16の衣装デザインにも参加したいのだとか。シナリオ担当は松野氏との競い合いになるのでやめておくそうで。(FFの元祖ともいうべきクリエイターのシナリオも見てみたかったのですが)
衣装デザインの件は、何年か先にPLLでの発表になるかもしれませんね。
FF16の情報もポロリ
ファンタジアンのスキルツリーについて話が盛り上がった中、FF16にもそのような演出があることを吉田氏がポロリしていました。坂口氏はFF16の情報を引き出したことで大喜び。
FF16の開発状況についても言及がありました。
- シナリオは出来上がっている
- 最後のサイドクエストを作成中
- キャラのモデルは出来上がっていて、クオリティーアップ中
開発期間は会社的に明かせないそうです。これはおそらくですが、開発年数・関わった人数・過去作品との売上比較等でおおよその損益分岐点を知られてしまい、株価に影響するからかな。詳細が明かされるのは発売後の講演やインタビュー等ででしょうか。
ちなみに、FF14の開発秘話は吉田直樹氏が執筆した本で詳細に語られています。
坂口博信氏と吉田直樹氏の対談動画はこちらで視聴できます。
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