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クリスタ Windows/macOS版もサブスクへ

人気のお絵描きソフト「CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)」のWindows/macOS版がサブスクへ移行するそうで、話題になっていました。一時はTwitterのトレンド入りだけでなく、Yahooニューストップにも記事が掲載されるほどでした。

 

Adobe製品のサブスク料金が非常に高額なこともあって、クリスタは特に一般ユースで人気のお絵描きソフトなのですが、やはり無期限利用条件でのアップデートは収益的に難しいようです。

www.clipstudio.net

平素よりCLIP STUDIO PAINTをご愛顧いただきありがとうございます。

CLIP STUDIO PAINTは2023年前半にバージョン2.0をリリースさせていただくこととなりました。10年間、のべ80回を超える無償アップデートにより機能拡張を続けて参りましたが、パッケージ版やダウンロード版でご提供している現行のバージョン1(Windows/mac OS 一括払い(無期限)版、以下バージョン1.X)については2022年内で無償アップデートによる機能拡張を終了させていただきます。 

 

元々月額課金を選択しているユーザーは変化がないのですが、バージョン1.x.x を購入している場合はアップデートの有無について影響を受けるようです。マイクロソフトのオフィス系みたいな感じでしょうか。あれも数年ごとに新バージョンを販売していますね。

 

アップデートプラン

今後はアップデートが次の2種類になるようです。機能追加アップデートと品質更新アップデートに分けられています。

 

以下の2種類のアップデートがあります。

機能追加アップデート・・・2.0.0、2.1.0など2番目の数字が変更になる場合は新機能を追加するアップデートです。

品質更新アップデート・・・2.0.1、2.1.1など3番目の数字が変更になる場合は不具合の修正、OS対応などの品質更新アップデートです。新機能の追加はありません。 

 

あれ?ちょっと気になったんですが、バージョン2.0無期限版を買った場合、バージョン2.0.xは無償サポートでアップデートできそうですが、新機能が追加される2.1.x以降はアップデートプランが必要ですね。

アップデートプランの料金が掲載されていないので、発売予定のバージョン2.0を購入+アップデートプラン契約がお得なのか今はわからないです。というかその場合、買い切り+サブスクのダブル課金に見える・・・。(従来のサブスク契約よりは安いのでしょうけど)

 

サブスクへの抵抗感も

上述していますが、クリスタのWindows・macOS版にはいわゆる買い切り版があって、サブスク嫌いな人に人気があるようです。しかし、この公式発表で買い切り版の購入は買い控えが起きそうです。

しかし、イラスト制作はともかく、漫画とアニメーション制作は実質クリスタがデファクトスタンダードのようでして、他社製品への乗り換えは難しいでしょう。

 

私は普段iPad版クリスタを使用していて、Windows・macOS版はスクショの画像加工に利用する程度なので今回の変更について影響はほぼないです。そもそも購入したペンタブに特典(期限付き)で付いてきたものだったので。

むしろこの機会にiPad版に完全移行してしまおうかと考えています。CLIP STUDIO PAINT Pro for iPad だとApp Storeで年額2,800円で安いし。

CLIP STUDIO PAINT

CLIP STUDIO PAINT

  • CELSYS,Inc.
  • グラフィック/デザイン
  • 無料

 

iPad Pro 12.9 とApple Pencil(第2世代)を使用しています。

ペンタブ付属のペンの軽さに慣れているとApple Pencilは若干重くてちょっと使いにくい気がします。

Apple Pencil(第2世代)

Apple Pencil(第2世代)

  • Apple(アップル)
Amazon

クリスタの購入・契約プランは複数あってわかりにくいので、iPad版のみ使うのもありかと思いました。性能的にも描き心地的にもかなり良いですし。ただ、心配なのはAppleに利用可否を握られているところ。Epic Gamesのフォートナイト裁判みたいなことがあったらプロユースでは困りますよね。

 

買い切り型のお絵描きアプリ

iPadでは従来からCLIP STUDIO PAINTはサブスク型です。

買い切り型が良い場合はProcreateというアプリがあります。ペンの描き心地が素晴らしく、スケッチブックにお絵かきしている感じで利用できます。

Procreate

Procreate

  • Savage Interactive Pty Ltd
  • グラフィック/デザイン
  • ¥1,220

Procreate関連の書籍もあります。

Procreateは今は買い切り型になっていますが、開発の継続やサポート費用などを考えると今後はサブスクが主流になっていくのだと思います。

企業側のクラウドデータ管理費用もありますし、買い切り型ビジネスは難しいのかもしれませんね。

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