前回のFF14ファンフェスinラスベガスから数か月経ち、今回はロンドンでのファンフェスが始まった。スケジュールの最初は基調講演からで、新拡張パッケージ「黄金のレガシー」の新情報を全世界のプレイヤーが期待していた。新たなフィールドや世界設定、ボス情報はリリース時に楽しむこととして気になるのはやはり新ジョブだ。
ファンフェスinラスベガスでは公開された動画を元に数々の予想が出たが、筆者はFF11にも登場したジョブ「コルセア」を推していたのだが、予想は外れた。
新ジョブはFF14オリジナルの「バイパー」だったのだ。
FF14では「暁月のフィナーレ」から「リーパー」のようにFF14オリジナルのジョブが追加されることになり、過去のFFシリーズのジョブが追加されることはないかもしれないと思いつつもそこはFFファン、過去作からジョブを連想してしまうのである。
バイパーの概要
バイパー取得条件は二つ、「黄金のレガシー」使用権を持っていること、いずれかのジョブが80になっていること。
バイパーは二刀流で戦う近接DPSで装備枠は忍者と競合する。長らくDEX装備の恩恵を受けてきた忍者だが、ついに競合ジョブが登場することになったわけだ。忍者メインのプレイヤー的には装備を(武器以外)そのまま移行できるジョブが誕生するわけで、悪いことばかりではない。
会場の吉田Pの説明を聞いたところ、
「手数が多い、正統派の二刀流」
だそうだが、それだけではない。
二本の片手剣を繋げてのアクションも動画では登場していた。
操作はかなり忙しそうだ。二刀流のウェポンスキルのコンボの間に二刀を合体させた攻撃アビリティ(合体剣)を挿し込んでいく形になるのだろう。常時ヘイストがかかり、攻撃頻度は高いとのこと。
忍者は近接攻撃に加えて、忍術による遠隔攻撃も可能なオールラウンダージョブだったが、バイパーは近接・手数に特化したジョブが予想される。
バイパーのスタートはレベル80から
「黄金のレガシー」のレベル上限はこれまでの90から100に変更される。既存ジョブのレベルは既に90に達しているが、新ジョブはこれまでの拡張パッケージと同様、「レベルマイナス-10」のスタートとなり、黄金のレガシーで新ジョブを取得すると、まずはレベル80からのスタートとなる。ジョブの取得場所はウルダハを予定しているとのこと。
拡張パッケージが出るたびに思うのだが、新ジョブ取得後すぐに新エリアのダンジョンで遊べないのが残念だ。まずはレベル上げを行い、レベルを90にする必要がある。この仕様はおそらく取得すぐのジョブは当然操作に不慣れであり、まずは操作に慣れることから始めてもらいたいという開発の意思表示と思われる。
その割には既存ジョブも大改修が行われ、操作の違いどころか全くの新ジョブになってしまうことも珍しくない。暁月の召喚士がそうだった。クロスホットバーに登録したアイコンがほとんど×印になっていたことを思い出す。
その他の新ジョブ
黄金のレガシーでは他にも新ジョブが追加されることが発表された。キャスタークラスとリミテッドジョブが追加されるそうだが、詳細は今後のファンフェスやPLLを待つことになる。
リミテッドジョブはこれまでの公式番組中の発言を思い出し、「獣使い」ではと予想するプレイヤーも多いのではないだろうか。筆者も他のジョブはちょっと思いつかない。青魔道士のラーニングと同様、既存コンテンツにかなり影響を与えるため、リミテッドジョブでの追加を予想している。