FF14プレイ時の消費電力をなるべく抑えたい
先日、Windows版FF14で60fps描画固定にする方法について記事を書きましたが、消費電力を抑える方法について他にも検証したことがあります。
FF14はMMORPGなのでグラフィックスは垂直同期ON・60fpsの設定で十分です。また、MMORPGというとどうしてもプレイ時間が長くなりがちなので、放置状態でも電力を消費しているケースが多いです。
私が行っている節電対策としては、システムコンフィグ画面で以下の設定をONにしていることです。
- アプリケーションが非アクティブ時にfps設定を制限する
- 離席時にfps設定を制限する
動作環境は以下の記事に記載しています。
消費電力を検証してみると次のことがわかりました。
fps上限を144fpsにしている場合
fpsを上限60に固定する前は 288W の消費電力でした。MMORPGでこれは電気代の無駄ですね。CoDとかFPSゲームじゃないんだから。(;´Д`)
fps上限を60にした場合
上記記事の設定でfps上限を60にした場合の消費電力は 159W でした。Geforce RTX3070は比較的コスパ(とワットパフォーマンス)の良いグラボですけど、抑えられるものは抑えておいたほうがいいです。夏場はもっと過酷な条件になりますし。(;´Д`)
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- 発売日: 2020/10/29
- メディア: Personal Computers
離席時にfps設定を制限した場合
FF14のコマンド /away またはFF14をバックグラウンドにした場合の消費電力は 79W でした。プレイしない時に消費電力を考慮せず、放置したままの場合と比べて2倍くらいに変わってきますね。ドライヤーほどじゃないですけど、冬場の暖房と同様、電気代に直接影響してくる電力量です。
消費電力の計測にはAmazonで一番安かった「節電エコチェッカー」を使用しました。
これから春~夏と季節が変わっていくので、夏場には上記fps制限設定を行っておくことをオススメします!
余談となりますが、FF14で何も節電対策を行わないで放置した場合、じつは仮想通貨のマイニングよりも消費電力は大きいです。MMORPGは長時間プレイすることが多いのでその分だけハードウェアへの負荷も非常に大きくなります。WindowsでFF14を快適にプレイするにはミドルクラスのゲーミングPCが必要となるので故障・電気代の浪費はできるだけ避けたいですね。