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【ドラクエ10】スクエニが課金ベルト(PayToWin)実装より先にやるべきだったこと

ク〇ゲー乱発メーカーとなったスクエニ

近年のスクエニは一部のオンラインゲームを除くと悲しいことにク〇ゲーメーカーとなり果てている。まことに残念ながらこれは周知の事実であるし、近年の業績報告書を見ても明らかだ。

一部のオンラインゲーム、つまり「FINAL FANTASY XIV」「ドラゴンクエストX オンライン」のようなMMORPG、「ドラクエウォーク」のようなスマホゲータイトルがスクエニの稼ぎ頭となり、その収益は乱発されるク〇ゲーの開発資金として費やされる。

 

思い出すだけでも近年のスクエニのク〇ゲーラインナップは酷い。

CSの「バビロンズフォール」はパッケージ販売されたタイトルなのにあっさりサービス終了するし(パッケージ販売品をあんなにあっさり終了していいのか?いくら規約に合意したとはいえ)、スマホゲータイトルもサービス終了の嵐だ。

他のCSタイトルも売れなくて在庫になっている。PlayStation時代からの人気シリーズ後継作「ヴァルキリーエリュシオン」はワンコインのピンチに陥っている。新品8580円の品が1200円である。驚異的な落ちっぷりだ。他に類を見ない。

「プw転売ヤーざまぁwww」

などと当初筆者は嘲笑っていたのだが、Amazonの在庫であることに一瞬にして真顔になった。まずい、笑いごとじゃない。営業や広報だったら顔が青くなっていることだろう。スクエニの黒歴史がまた1ページ、である。

ヴァルキリーエリュシオン

発売前はやたらと持ち上げられていた「フォースポークン」も、ゲームクリアまでのプレイ時間の短さとDLCが出ないことで低評価の烙印を押された感じだ。こちらもPS5のゲームとしては投げ売り価格となっている。スクエニの新作はあんまり期待されていないことが明らかだ。往年のスクエニファンとしては悲しい。

 

ドラクエ10がPayToWinに舵を切る

そんな中、稼ぎ頭であるドラクエ10に変化が生じる。

2023年9月19日に生配信された公式番組「DQXTV」においてゲーム内アイテム「戦神のベルト」用強化アイテムが有料販売されることが発表されたのだ。

なぜそうなったかは以下の記事にて安西ディレクターが発言されているのでそちらをご参照願いたい。時間のない方向けに短くまとめると「ドラクエ10の次の10年に向けての開発資金をキャラクターの強さに影響する有料アイテムで捻出したい」ということである。

mobilog.hateblo.jp

稼ぎ頭のMMORPGタイトル

ドラクエ10はローンチからスクエニの稼ぎ頭として、新生FF14と一緒にスクエニの好業績を支えてきた。そして両タイトルとも次の10年に向けてスタッフはやる気に燃えている。プレイヤーもそれを支持し、今後も両タイトルは安泰だと思われる。

しかし腑に落ちないこともある。FF14は会社から資金を投入され「新生」後、大ヒットしたのはご存じの通りだ。以後も爆発的ヒットを続け、現在はスクエニのトップタイトルである。スクエニの、というより世界的にみても超巨大タイトルである。比較対象はなんとWoW(World of Warcraft)くらいしかないのだから。

FF14は自分のプロジェクトだけで次の10年に向けた大改修・高品質化に向けた施策を行うことができる。なにせ収益が莫大だからである。

しかし、ドラクエ10が同じように自分達で開発費を賄えるかというと、そんなことはない。様々な施策を行わないと先細りする未来が待っているのだ。

そうはならないようにとPayToWinの「課金ベルト」が新たな試み第一弾として始まるわけだが、ドラクエ10プレイヤーからの風当たりはきつい。XのTL、提案広場も反対意見が多く、プレイヤーの多くが歓迎していないことは明らかだ。ドラクエ10をもっと楽しいゲームに、そしてそのサービスを続けていくためには開発資金が必要、それはわかる。

が、何か忘れていないだろうか。それが記事冒頭の話につながるのだ。

スクエニ経営陣、金の使い道間違ってない?

近年のスクエニはドラクエ10、FF14の高収益に助けられてきた。稼いだ潤沢な資金でリッチなCSタイトルや数々のスマホゲータイトルを開発してきた。しかし粗製乱造されたタイトルはどれも新たな収益の柱とはならず、利益を食いつぶしてしまっている。

世間のゲーマー的にはもはや

スクエニ=ク〇ゲーメーカー

の認識なのである。ツライ。

 

次の収益の柱を作り出すことは企業にとって重要なことだ。しかし、稼いだ資金を少しはプレイヤーに還元したらどうだろうか。ドラクエ10・FF14両タイトルの「次の10年」に向けて少しは資金を投入すべきではないかと考える。両タイトルの収益性はかなり高いとはいえ、会社として各プロジェクトを開発資金面で支えないのはさすがに酷いのではないか。

 

FF14を開発運営する第三開発事業本部の場合、自分達で「ドラクエビルダーズ」「FINAL FANTASY XVI」のようなヒット作を生み出している。ク〇ゲーメーカーと化したスクエニを信用していないのかもしれない。同事業部責任者の吉田直樹氏は近年のスクエニのク〇ゲー乱発には思うところがあることも述べている。部外者から見た感じでは独立独歩な感じである。

つい最近、スクエニの社長が変わったのもこういったことが影響しているかもしれない。新社長には新規IPや次の稼ぎ頭を生み出す努力と同時に、現行人気タイトルへの資金投入も期待したい。新社長を見る限り、FF14には金を出しそうではあるが。頼むドラクエ10にも金を出してくれ!(;´Д`)

 

以上、往年のヒットメーカースクエニ、そのファンからの切なる願いである。

 

【ドラクエ10】バージョン6.5後期のまもの使い+なかまモンスターがスゴイことになるのでは!

2023年9月19日に配信されたDQXTVにおいてバージョン6.5後期の最新情報が公開された。バージョンアップ詳細は後程冒険者の広場の「バージョン6.5後期アップデート情報」を読むこととして、この記事では「まもの使い」の強化に注目してみたい。

 

まもの使いの強化

パーティのアタッカーとして絶賛活躍中の「まもの使い」であるが、武器スキルラインの調整が入るようだ。それも上方修正である。

ムチスキル

注目はムチスキルの88P「ムチ特技の射程距離+3m」である。現状の+2mから+3mへと射程が伸びた。

ムチスキル強化ポイント

エンドコンテンツではいわゆる「後出し」でスキルを撃つので、回避行動的に射程が伸びるのはありがたい。他近接武器と比べても優位といえよう。そもそもこのムチの強さがまもの使いの強さの一つでもあるので、それが強化されたことは非常に大きい。

オノスキル

オノはデバフ・単体・範囲攻撃を兼ね備えた武器なのであるが、ムチが強すぎるまもの使い的には正直地味な存在であった。単体相手であればツメを使うし。

オノスキル強化ポイント

広範囲・高火力になったことを考えると活躍するコンテンツは「万魔の塔」や「ピラミッド」であろうか。(でも天地雷鳴士で行くしなー)

両手剣スキル

まもの使いは両手剣も装備できるが、これまで正直趣味武器だと思っていた。そのくらいムチが圧倒的なのだ。

バージョン6.5後期では両手剣が強化されるそうなのでチェックしてみたが、「会心時ダメージ+」や「単体特技ダメ+」という文字が躍っており、アタッカー的にはなかなかにそそられる。

両手剣スキル強化ポイント

全体的に高火力の修正なので多数相手およびボス相手にも使うことを想定した修正なのだろう。でもムチ使うしなー。どうせならツメの強化の方がよかった。

なかまモンスターの強化

まもの使いだけでなく、「なつき度」さえあげていればどの職でも連れていける「なかまモンスター」であるので、その強化は全ての職のソロプレイ・マルチプレイにも影響しそうだ。安西ディレクターからは「サポ仲間にも匹敵するかも」という言葉が飛び出した。変更情報を見ると確かに強い。キラパン復権かと期待してしまう。

なかまモンスター強化「転生回数6回以降のスキルポイント増加」

 

なかまモンスター強化「転生回数12回目以降の一部スキルラインを強化」

特にダメージ増強が目立つ。上限ダメージが1999ダメージ→3999ダメージになるスキルを見た時は驚いた。

なかまモンスター強化「スキルライン強化の例(武器の極意)」

 

なかまモンスター強化「スキルライン強化の例(モンスター固有のスキルライン)」

 

なぜ「まもの使い」に注目したか

バージョン6.5後期で強化される職には他に武闘家(特にツメ)があり、番組中でもそちらが話題の中心になっていたのだが、大多数の方は気になっていたことがあるのではないだろうか。

なかまモンスターの強化はわかった。では「かわいがる」を使うとどうなるんだろう?

 

「かわいがる」とは

以下、「DQ10大辞典を作ろうぜ!!第二版 Wiki*」から引用する。

まものマスター12ptで覚える特技。仲間モンスターを強化する。

当然だが仲間モンスターがいるときにのみ使用可能。

【どうぐ使い】の仲間モンスター(物質・マシン系)にも使用可。機械とかであってもかわいがられると嬉しいのだろう。多分。  

 

具体的には【行動間隔短縮】効果を2段階、【パラメータ上昇】(攻撃力・守備力・攻撃魔力・回復魔力を各20上昇、会心率・身かわし率を2%上昇)効果を2分間発生させ、さらにテンションを1段階上げるというもの。 テンションアップの効果が何気に便利で、【スライム】や【ねこまどう】など全体攻撃持ちのモンスターに使うことでレベル上げに有用となる。

なおなつき度には影響しない模様。 

 

安西ディレクターの「サポ仲間に匹敵する」という発言が「かわいがる」を使っていない場合を前提とすると、ちょっと面白いことになりそうだ。レベル上げ・ボス格相手でいろいろ試してみたい。

筆者は「キメラ」「モーモン」は転生上限(14回目)済み、次いで「おどるほうせき」「キラーパンサー」が11回目以上の転生回数にしているので、これらのモンスターを連れて遊んでみようと思う。(ガバガバ修正で超強化されてると嬉しいなぁ。ドラクエ10では数多い、ソロプレイヤーの希望になるかもしれない)

【ドラクエ10】DQXTVでディレクターの安西氏が「課金ベルト」について番組最後に発言したこと

2023年9月19日に配信された公式番組「DQXTV」では新課金アイテムに関する発表があり、プレイヤーには少なくない動揺が走ったように思う。

これまでお洒落系アイテムの課金はあったが、キャラクターの強さに影響する「PayToWin」には手を出してこなかったドラクエ10がついにその分野に手を出したのだ。

一見すると「戦神ベルト」入手の時短アイテムなのだが、X(旧Twitter)および提案広場でのプレイヤーの反応は芳しいものではなかった。

新たな課金アイテム

何割かのプレイヤーはドラクエ10のサービス収益に不安を感じたかもしれない。じつは筆者もそうだ。パッケージ代+月額課金+(強さに関係しない)アイテム課金+便利機能サービス料金だけではこの先のサービスが厳しいのかと危惧してしまった。

 

しかしながら、この予想は少々早計だったようだ。

 

以下、ドラクエ10ディレクターの安西氏が番組の最後で発言したことを引用する。

 

DQ10 ディレクター 安西崇氏

安西氏:「最後に二つ真面目な話をします。一つはこれから課金に関する施策を進めていくという話をしました。その一番の目的は、私は本気でこれからもドラクエ10を10年進めていきたいと思っています。そのためにはドラクエ10、もう11年経っていろいろ古くなってしまったところがあるんですよね。

そういうものを新しくしていきたいと思っています。そのためにはどうしても先立つもの、必要なんですよ。それを自分達のプロジェクトでそういった資金を用意して、ドラクエ10のために活用していきたいと考えています。

とはいえ、皆さんが納得しないものを入れる気はありません。納得していただいて楽しく遊んでいただけるような魅力的なサービスをやっていきたいと思っていますのでこれからもご理解していただきたいと思っていますし、よろしくお願いします。

それからもう一つなんですけど、(以降、バージョン6.5開発に関することなので割愛)」

 

どうやらドラクエ10の開発スタッフには自分達、つまりドラクエ10の予算内で古くなった仕様を改修していきたい、新しくしていきたいという思いがあるようだ。

現在は同社のMMORPG「FINAL FANTASY XIV」が新生後大ヒットしたこともあって安易に「新生」という発言がネットでは使われているが、あれはスクエニがファイナルファンタジーのナンバリングタイトルを失墜させるわけにはいかないと会社総がかりでテコ入れしたプロジェクトでもある。(この辺りはFF14プロデューサー兼ディレクター吉田直樹氏が執筆された書籍が詳しい。ちなみに新生後、ほんの数年で開発費用は回収したらしい)

そちらと違い、元々ドラクエ10はローンチから大成功したといえるタイトルだ。それを今後10年継続・発展させるためにはさらなる資金が必要ということなのだろう。それを自分達で用立てたいのだ。

おそらくやらないと先細りになると思われる。思いつく限りでも新拡張パッケージの開発、既存バージョンの保守、グラフィックス刷新、古いゲーム仕様を今風に改修する作業、サーバーリプレース、新プラットフォームへの対応などコストがかかるものはいくつもある。これらを支える資金が必要だと正直ベースで発言されたわけだ。個人的にはこの正直な物言いには好感が持てる。

 

筆者はコア層ではないので戦神ベルトに課金をするつもりはない。しかし、これから先開発がPayToWinにはならない要素と判断して課金の仕組みを増やすことは予想される。今回の戦神ベルトについては開発が熟慮した上で決断したことなのだろう。

記事冒頭にも書いたが、プレイヤーの反応は決して芳しいものではなかった。XのTLを見た限りでは肯定的な意見は少なく、提案広場でも賛同する意見は少数のようだ。しかしながらこれから先、ドラクエ10を継続して楽しく遊んでいくには必要なことだと理解する必要があるだろう。

ドラクエ10はパッケージ代金+月額課金+アイテム課金とご存じの通りハイブリッド課金なわけだが、FF14と同様安易なガチャ課金に走らない健全な運営を称賛したいと思う。

 

最後に、土台はいいものの、基本無料ゲーとしてガチャ課金に走った挙句、衰退しつつあるオンラインゲーム(PSO2NGS)も一つ紹介しておく。経営・開発・運営、それぞれの方針の不一致と目指す目標が違うとこんなにも差が出てくることがよくわかる。スクエニのドラクエ10とFF14はまごうことなき良ゲーだ。実際にプレイしたのでその違いと将来性がよくわかる。企業努力とスタッフの意識の違いだろう。

mobilog.hateblo.jp

【ドラクエ10】オフライン版からの移行組、どうにかバージョン6.5後期リリースに間に合う

ドラゴンクエストX(略称ドラクエ10) オンラインのバージョン6.5前期のストーリークエストをクリアした。これで10月にはリリースされるのでは?と予想されているバージョン6.5後期に間に合ったわけだ。

なお、バージョン6.5後期のリリース予定日についてはまもなく配信されるDQTVで発表されることだろう。

hiroba.dqx.jp

ディレクターの安西さんからバージョン6.5[後期]の最新情報をたっぷりお聞きしていきます! また、12月に開催されるリアルイベント『ドラゴンクエストX 冬物語』の情報をお届けいたします。 

オンラインゲームの楽しみの一つは最新のアップデート内容を堪能することでもあるので、これまで後追いだったストーリーや最新コンテンツも楽しむことができるようになる。

 

ドラクエ10のオフライン版(バージョン1 PS5版)をクリアして2022年10月1日からPS5で引継ぎを行い、オンライン版を始めたので1年かからず最新バージョンに追いつけたわけだ。途中、筆者の目の治療等でストーリー進行が停滞したこともあり、本来であればもっと早く追いつけるはずだったのだが。

 

現在のドラクエ10(オンライン)は新規・復帰ともにかなりテンポよくストーリーを進めることができるのでオススメである。

 

ドラクエ10(オンライン)の魅力は数か月毎に最新の「ドラクエ」ストーリーが追加されることだろう。ナンバリングタイトルの発売間隔が非常に長く、リメイクの開発も進まない中、最新のドラクエストーリーを楽しむにはドラクエ10(オンライン)をやるしかないのではあるが。

 

ストーリーについてはネタバレを避けるため、詳しいことは書かないが、バージョンを重ねるごとにグラフィックスクオリティは確実に向上し、魅力ある登場キャラクターが増えている。

バージョン6登場キャラ「天使長ミトラー」

元々家庭用ゲーム機「Wii」でバージョン1が発売されたため、長らくグラフィックスについては他MMORPGについては後塵を拝してきたわけだが、数年前にWii版サポートを切り、今後「WiiU」も切ることになるので低性能ハードウェアのサポート負担が減ることも大きい。バージョン6のインゲームキャラクターの動画を視聴するとわかるが、新キャラクターの指が「板状」ではなくなっている。ゲーム内のオブジェクトの描画クオリティも向上しているし、特にバージョン4以降からの変化が顕著だ。

バージョン6ゲーム内の1シーン

残念ながらFF14ほどの潤沢な開発費は望めないので、過去バージョンのグラフィックスの「新生」はないだろうが、これから先のドラクエ10オンラインには期待してよいだろう。

ドラクエシリーズのファン的にはドラクエ10オンラインをプレイしつつ、ナンバリングタイトルやリメイク、派生シリーズをつまんでいくのがよいだろう。ドラクエシリーズの発売間隔は非常に長いが、その間をドラクエ10オンラインが埋めてくれた感がある。

 

なお、現在のドラクエ10をプレイするハードウェアは複数あり、「NintendoSwitch」「PS4 or PS5」、「Windows PC」から選択できる。体験版もあるし、手ごろに始められるので自分の環境に合わせ選ぶとよいだろう。

プレイ環境について

ちなみに筆者がPS5でプレイしている環境を以下に記載する。ディスクレスでのプレイが快適なのでダウンロード版の購入をオススメだ。

オフライン版をクリアしてオンライン版を始めると「ふっかつの呪文」を使用してレベル70のキャラで始めることができるので、いくらか時短にもなる。

 

PlayStation 5 (CFI-1200A01)

PlayStation 5 (CFI-1200A01)

  • ソニー・インタラクティブエンタテインメント
Amazon

 

オンラインゲームなのでキーボードはあったほうが便利だ。プレイ中、周囲に向けたCHATを要求されることもある。

 

上記に加え、2アカプレイ用にWindowsPC版、NintendoSwitch版も用意しており、主にゲーム内の金策に活用しているが、これはどちらかというとコア層寄りのプレイスタイルであるため、説明は割愛する。

【PSO2NGS】野良パーティは廃れ、コラボアイテムとスクラッチだけの集金ゲーになってしまった

セガが開発運営するオンラインゲーム「PSO2NGS」。筆者はサービス開始からプレイしてきたし、旧作「PSO2」もプレイしていたが、このほど休止することにした。プレミアムチケットはまだ3カ月分の1枚が残っているのでそのうち復帰するかもしれない。

「PSO2/PSO2NGS」を休止した理由

休止した理由は記事タイトルにも記載したように、野良パーティが廃れ、イベントは使いまわし、コラボアイテムとスクラッチだけのゲームになってしまったからだ。グダグダである。

PSO2NGSとコラボイベント

状況的にはかなり酷いことになっている。NGSサービス開始年の「エアリオ暗黒期」がまだマシと言えるほどだ。(あの頃は土台が良かったので期待しているプレイヤーは多かった。そのプレイヤー達がこれまで支えてきたのだが)

現在のPSO2NGSでは固定パーティでのプレイを当然としたコンテンツが増え、野良パーティは減少してしまった。オンラインゲームは野良パーティが活発でないと衰退する。コミュニティが縮小化してしまうからだ。

FF14やドラクエ10があれだけ活発なのは野良パーティへの参加者が多いからでもある。コミュニティが広がり、それが良い結果を生み出し、新たなプレイヤーを呼び寄せるのだ。好循環というサイクルが確立されているのである。固定で高難易度コンテンツに臨む層など全体のわずか数パーセントだろう。そのあたりはお金を落としてくれるメインターゲット層ではないのだ。

 

しかしNGSにはそれがない。ゲーム内はタイプ2(なぜか露出が多く色白で見た目年若い女性)の量産型キャラクターが溢れ、野良パーティの募集は少ない。自動マッチング任せである。チームや固定でのプレイが前提なのだ。

筆者も大型チームに所属しているが、チムメンと時間帯が常に合うわけではない。そんなときは野良に行くわけだが、高難易度(ってほどでもないのだが)コンテンツは失敗することが多い。野良が好きなプレイヤーにとってはなかなか困難な状況である。

 

イベントもサービス開始時期と比べると増えはしたが、毎回使いまわしである。FF14の定食パッチどころではない。NGSのそれは定食にかけるソースの色が変わった感じでしかない。味はいつもと同じだ、しかもマズイ。PC版の新コンテンツなどクラッシュしてしまい食材ごとダメになる感じである。しかしなぜかそれがテーブルに並ぶ。

コラボイベントは多いが、これもスクラッチだけの課金目的の実装である。FF14やドラクエ10のようなプレイヤーを楽しませるものではない。露骨に課金収集目的でエグイ。

 

というような次第であり、ストーリーの区切りもよいし、しばらくゲームを休止しようと思う。数年後にストーリーが追加されたら復帰するかもしれないが、その時にはせめて「定食パッチ」に一品増えているようなことを期待したい。

ドラクエ10有名ブロガー、悪意のある表現でFF16攻略本中面の写真をブログに掲載し法的にもアウト

先日、ファイナルファンタジーXVI(略称FF16)の攻略本が発売されたが、そこに掲載されている画面写真が暗いことでネタになっていた。各種まとめサイト等も匿名掲示板から引用しているようだが、ドラクエ10有名ブロガーのエルおじ氏もなぜかFF16ネタをまとめていた。

エルおじ速報

フェアユースというものがあり、「一定の条件を満たしていれば、著作権者から許可を得なくても、著作物を再利用できることを示した法原理」とされている。

これは販促になるのであれば黙認されることが多く、例えば書籍紹介で外カバー・内イラストページを載せる人も多いだろう。

しかしながら他社あるいは他者の著作物に対し、悪意のある表現で書籍内に掲載された画像を写真に撮ったものを掲載することは法的にもアウトである。これをブログ「エルおじ速報」はやってしまった。

 

筆者はFF14のファンであり、FF14開発スタッフが多数関わっているFF16のファンでもある。そのファン視点から見て、エルおじ氏のまとめ方は悪意がある。とても攻略本の販促には使えない記事だ。言い訳にするにしてもかなり苦しく、やりすぎた感がある。

 

そもそも「FF16ゲーム内の画面が暗い」という話は体験版のことであり、製品版をプレイした方ならわかるはずだ。体験版では夜間に砦に侵入することになるが、その場面がクローズアップされてしまったため、「FF16=画面が暗い」というように広まってしまった。後にFF16プロデューサーの吉田直樹氏が配信番組中で、これは体験版の舞台にした砦に限ったシーンであり、製品版では明るいエリアもあると説明している。製品版をプレイした方なら自明のことでもあるが。

 

なお、該当サイトおよび該当記事へのリンクは貼らないことにする。スクエニから連絡があり、エルおじ氏が慌てて削除するかもしれないが、おそらくどなたかが既に魚拓を取られたことだろう。デジタルタトゥーというやつである。

 

エルおじ氏とは

エルおじ氏はドラクエ10界隈の有名ブロガーである。他ブロガーと一線を画すところは「ドラクエ10プレイヤーのゴシップネタを扱う」ところだろうか。過去、ドラクエ10ブロガーの座談会もその扱う記事の内容のためか、ドタキャンしていたようである。それはそうだろう。扱う記事の内容的に恥ずかしくて公の場に出てこれないと思われる。

今回の一件も、おじさんなのに分別がつかなかったのだろうか。奇行の動機は何だったのだろうか。承認欲求なのか、お小遣い稼ぎなのか。自称おじさんプレイヤーの闇は深い。

 

クリスタルを巡る人々の信念を描いた物語--『FINAL FANTASY XVI』を紐解く究極の書<アルティマニア> 『FINAL FANTASY XVI』を、キャラクター&ワールド、バトルシステム、シナリオ、サブイベント、アイテム、エネミー、マップ、シークレットといった様々な面から徹底解説。過酷な運命に立ち向かい、ヴァリスゼアの真相を解き明かすために旅をする全プレイヤー必携の一冊! 

 

【ドラクエ10】相棒をキメラからモーモンに変えた理由

今回はドラクエ10の仲間モンスターについて記事を書いてみる。

最近になってソロプレイ時の仲間モンスター(ヒーラー)を「キメラ」から「モーモン」に変えた。

理由として、キメラが戦闘不能になりやすいからだ。盾を装備できるモーモンは生存率が高く回復力も高い。

蘇生能力と素早さはキメラが高く、ヒーラーとしても優秀なのだが、そもそも戦闘不能にならない方がよいので、より防御性能の高いモーモンに変えたわけだ。

具体的にいうと以下のコンテンツでモーモンが役に立つ。

  • 万魔の塔
  • 心層の迷宮
  • 常闇の聖戦

強敵といえばキメラというのが定番なのだが、どうやらコンテンツによってヒーラーは変えた方がよいらしい。ヒーラーロールとしてのキメラは他の完全上位互換というわけではないようだ。むしろ防御性能的には盾が装備できない分、かなり脆い。

参考までに筆者の仲間モンスター「モーモン」「キメラ」それぞれの装備とスキルわりふりを掲載しておく。コンテンツによって耐性装備は変えている。

モーモンの装備・スキルわりふり

モーモンの回復特技にはおしゃれさ依存のスキルもあるそうだが、特にそこまでこだわっているわけではないので、筆者の天地雷鳴士と同じ装備を使いまわしている。モーモンの回復能力は非常に優秀で、ほとんどの戦闘はモーモンでよいのではないだろうか。

モーモン

 

モーモンのスキルふりわけ

 

キメラの装備・スキルわりふり

ドラクエ10をPS5で始めた頃、キメラがヒーラーとして優秀という情報を得ていたので、当初からキメラを育てていた。ストーリーボス、コインボス等大変役に立ってくれたのが、最近になって上記のコンテンツであっけなく「落ちる」ことがあり、性能不足を感じていた。やはり盾を装備できないので安定感に劣るのである。

キメラ

 

キメラのスキルふりわけ

キメラがヒーラーとして優秀なのは疑いないが、向き不向きがあり、向いているのは超強敵というかゾンビアタック前提のコンテンツの方が向いているようだ。強烈な蘇生能力と持ち前の素早さでパーティを立て直してくれる。

しかし、万魔の塔などモンスターに囲まれて戦闘する場合は、盾が装備できないキメラは不利だ。このようなコンテンツでは回復・守備能力に優れたモーモンが役立つ。

コンテンツによってヒーラー役を変えろ、ということであろう。

 

ちなみにPC版で遊んでいたバージョン3時代はホイミスライムを使っていた。当時はホイミライムでもヒーラーとして特に性能不足を感じなかったのだが、現状のコンテンツがそれだけ高難易度化しているのだろう。(その分、プレイヤーキャラクターも強くなった)

 

・・・ホイミスライムがセラフィにチェンジしてくれたらずっと使うんだけどな。(;´Д`)

 

以上、仲間モンスター(ヒーラー)を紹介した。

XboxGamePass サブスクリプションを契約し「Starfield」序盤をプレイした結果

2023年9月6日日本時間朝9時にXboxGamePassでベセスダの新ゲーム「Starfield Standard版」が解禁された。

早速筆者は同サービスをサブスクリプション契約し、Starfieldのダウンロードを始めた。インストールサイズは140.19GBと結構なサイズである。さすが大作。

XboxGamePass サブスクリプション契約

 

プレイ環境

Starfieldをプレイする筆者のPC環境は以下の通り。

  • 27インチ2Kゲーミングディスプレイ
  • CPU: 13th Gen Intel(R) Core(TM) i5-13600KF   3.50 GHz
  • MEMORY: 32.0 GB
  • ストレージ: M2 SSD
  • ビデオカード: Geforce RTX3060Ti

PCショップ「アーク」で購入したゲーミングPCである。

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これに加えて、ゲームの操作デバイスとしてXboxワイヤレスコントローラーを使用した。

 

序盤をプレイ

デフォルトのビデオオプションは「中」だったと思う。序盤プレイ時にFPSの落ち込みはなかったので「高」にすると以降FPSはアクションシーンで45付近をキープするようになった。Geforce RTX3060Tiにはやや荷が重いのかもしれない。

序盤のプレイはチュートリアルを兼ねているのか誘導方式であり、親切だ。一人称視点での海賊との撃ちあいも楽しい。とりあえず宇宙船で旅立つところまでは進めた。進めたのだが...。

 

修正パッチを待った方がいいかもしれない

ゲームプレイ時に筆者はコントローラーを使用したことを先に述べたが、途中マウスに触ることがあると、以降コントローラーのRスティックが効かなくなるバグがあるようだ。PC版だし、「おま環」かもしれない。ゲームを再起動するのも手間なのでそのままキーボード+マウス操作に切り替えたが、序盤の操作チュートリアルをスキップしたのと同じなのでかなり戸惑う。

この現象が頻発するのか不明だが、ゲーム体験的にはかなりモチベーションが下がってしまったので即XboxGamePassのサブスクリプション契約を解除した。月850円の契約料だが、契約した当日であればキャンセルして料金は戻ってくるようだ。

 

今の時期に Starfield を楽しむならXbox X|S環境がよいかもしれない。筆者の環境要因かもしれないが、マウスにうっかり触ってしまうことがある以上、この現象が起きたらやる気がダダ下がりである。ちなみに他ゲーでこのような現象が起きたことはない。コントローラーもMS純正なわけだし。

【ドラクエ10】プレイヤーのキラキラマラソンコースが偏りすぎててそれマズくない?と思う件

筆者のドラクエ10での金策の一つは他のプレイヤー同様、「キラキラマラソン」である。

特にバージョン6エリアの素材は、取引所でそこそこの金額で取引されるのでうまみがある。そんなわけで筆者も暇があればキラキラマラソンに勤しんでいるわけである。

 

しかし、最近キラキラマラソンをしていて他のプレイヤーのある行動に気が付いた。ほとんどのプレイヤーが同じコースを辿っているのだ。しかも道順を既に憶えているためか「おたからさがし」「レミラーマ」を使っている気配がない。ついでに青箱開けるとうまいのに...。

青箱

これはおそらくだが、Youtubeのドラクエ10金策動画で「儲かる金策!フォレース鉱石採取ルートを解説します!」などを視聴し、決まったコースを辿るプレイヤーが多いからだろう。金策は人それぞれだが、この金策方法には一つ懸念がある。

それは採取する素材が偏っているので、出品した素材が市場価格に影響されやすいのである。できれば植物系素材の採取も並行してやるべきだ。「星光の糸」など場合によってはフォレース鉱石より高値が付くことがある。

また、既に上述しているが青箱開けもついでにやるべきだ。箱の中にはお目当ての「フォレース鉱石」や同等以上の値がつく「星光の糸」が入っていることもある。ハズレの他の鉱石を引くよりは少しはマシになるわけだ。

 

ゲームの攻略動画は視聴者の多い作品がテンプレにされることがよくあるが、金策はそのかぎりではない。キラキラマラソンをやるなら市場取引を考慮してやったほうが稼げるだろう。

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